モネロマイニングの並列化と最適化について


日付: 2021-04-29 閲覧数: 217



多くの仮想通貨がGPUでマイニングされているが、CPUを使ってマイニング出来る仮想通貨も存在します。Monero(モネロ)がその1つであり、高性能なCPUさえ持っていればモネロの採掘は可能です。今回はモネロの採掘ソフトの導入と構成ファイルの作成とその最適な設定についてご解説したいと思います。


仮想通貨をマイニングしようと思ったら最初の一歩としてAWSで仮想マシンを立ち上げて採掘ソフトを導入します。AWSで借りれる仮想マシンの性能が自分のノートパソコンより遥かに高いというところもあり、購入することを考えられないほど高い機材を使って仮想通貨マイニングを試すこともAWSをよく使用する理由の1つです。


モネロの採掘ソフトの導入をしっかりと見ていきたいと思います。まずはOSを更新しましょう:


$ sudo apt-get update && sudo apt-get install build-essential cmake libuv1-dev libmicrohttpd-dev libssl-dev -y

そしてxmrigをダウンロードしてインストールしましょう:


$ git clone https://github.com/xmrig/xmrig.git

そしてxmrigの中に入って採掘ソフトをコンパイルします:


$ cd xmrig/cmake && cmake .. -DWITH_HWLOC=OFF && make -j8

すると実行可能なxmrigバイナリが出現するはずで、新規構成ファイルをvim config.jsonと作成してからxmrigを起動させましょう:


$ sudo ./xmrig

構成ファイルの中で、電子ウォレットのアドレス、マイニングプールとスレッド数などが設定可能です。スレッド数はrxという変数を変えることで設定できます。スレッド数を2にしたい場合、以下のように書きましょう:


"rx": [-1, -1],


モネロのマイニングについて言えば、最適なスレッド数をどのように求めればいいいいのかと言いますと、まずは以下のコマンドを使って


$ lscpu

ソケット数とコア数を確認します。


Core(s) per socket: 9
Socket(s): 2

つまり、ソケット数は2、コア数は9という情報になります。そしてスレッド数xコア数を計算して最適な設定を得ることができます。例えば今回使っていたIntel(R) Xeon(R) CPU E5-2666 v3 @ 2.90GHzの場合、xmrigの構成ファイルをこのように作成します:


"rx": [-1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1 ],

この設定で得られた最適なハッシュレートは8300H/sくらいでした。AWSで36vCPUを利用したにも関わらず、最適なスレッド数はそれの半分、18でした。スレッド数は18以上になると性能が下落してしまうのでxmrigの設定を行うときにCPUのスペックを必ず確認しましょう。



この設定で得られた最適なハッシュレートは8300H/sくらいでした。AWSで36vCPUを利用したにも関わらず、最適なスレッド数はそれの半分、18でした。スレッド数は18以上になると性能が下落してしまうのでxmrigの設定を行うときにCPUのスペックを必ず確認しましょう。よかったら以下の解説動画もご覧ください:



出典:Optimizing the mining of monero on a multithreaded CPU




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